サナルが学習塾「栄光」の筆頭株主に

「佐鳴予備校」を運営する学習塾中堅のサナルが、学習塾業界売上第2位で首都圏を中心に全国で展開する集団指導塾「栄光ゼミナール」などを運営する栄光の発行済み株式の32.18%を取得したことが2010年9月8日付で、関東財務局に提出した大量保有報告書で明らかになりました。

サナルは、今月9月1日に栄光の創業家の資産管理会社エム・アイ・シーから株式の6.24%を7億6570万円で取得。3日には栄光の創業者の資産管理会社で25.94%を持つ信和管財を買収したようです。

これによりサナルが栄光の実質的な筆頭株主となり、両社は指導ノウハウの共有など業務面でも提携する見通しです。栄光の経営陣はさなるによる株式取得に賛同している。

首都圏を地盤とする栄光の2010年3月期の売上高は396億円と前の期に比べ4%減少。今期は2期連続の減収になる見込み。09年末に通信教育大手のZ会を傘下に持つ増進会出版社(静岡県長泉町)が栄光に約16%を出資、学習塾と通信教育の連携を進めつつある。栄光は「増進会との提携は維持したい」(グループ統括室)という。

一方、さなるの10年6月期の売上高は138億円でほぼ横ばい。

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